出入国情報

観光目的で90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。出入国カードはありません。パスポートと帰りの航空券があれば入国することができます。ただし、入国時にパスポートの残存有効期間が90日以上必要です。
注意：ビザ・パスポートの情報は予告なく変更されることがあり、国籍によって条件が異なる場合があります。出発する前に必ず在日イタリア大使館または領事館にてご確認ください。

交通

飛行機

ヴァッレ・ダオスタ州の唯一の空港は、州都アオスタから2km離れているCorrado Gex （空港コード：AOT）です。
国際線を利用する場合は、トリノ国際空港Caselle（空港コード：TRN）、ミラノ国際空港Malpensa（空港コード：MXP）、ジュネーヴ国際空港Cointrin（空港コード：GVA）が便利です。
アオスタからの距離
トリノ国際空港：115km
ミラノ国際空港：180km
ジュネーヴ国際空港：140km

電車

ヴァッレ・ダオスタ州には161kmの鉄道が通っており、特に霧の多い冬の時期は鉄道でのアクセスが便利です。路線は「Aosta-Torino線」と「Aosta-Pré-Saint-Didier線」の2つで、両方ともTrenitalia社が運営しています。ミラノから来られる方は、「Aosta-Torino線」のChivasso駅での乗り換えが必要です。また、主要な駅からは、離れた地区への接続バスが運行しています。

バス

ヴァッレ・ダオスタ州へのアクセスは、バスの利用も可能です。SADVA社では、トリノとミラノからアオスタ、クールマイユール、チェルヴィニアへの往復便を毎日運行しています。同じくSADVA社のバスにはシャモニーなどへの国際線もあり、州内の各地区にも接続しています。その他では、SADEM社のバスは中央部、VITA社のバスは中央部とモンテ・ローザエリアを走っています。また、アオスタ市内とその郊外を移動する場合には、SVAP社のバスが便利です。

車

イタリアから：高速道路A5 フランスから：モンブラントンネルT1／プチ・サン・ベルナール峠（夏のみ）
スイスから：グラン・サン・ベルナールトンネル T2／グラン・サン・ベルナール峠（夏のみ）

気候

山岳地帯にあり、氷河と森の多いヴァッレ・ダオスタ州の気候は高山気候で、冬は寒さが厳しく、夏は涼しいのが特徴です。その中でも、アオスタと中央部は比較的温暖な気候に恵まれています。10月から3月までは降雪量が多いのですが、それ以外の時期は降水量が少ないです。強い風が吹くことも多く、山の天候は変わりやすいので、気温によって着たり脱いだりできるように、「重ね着」をおすすめします。